解決事例
2026/07/08

暴言を繰り返すモラハラ夫から乳児を連れて別居。第三者機関を利用した親子交流ルールを定めて調停離婚が成立した事例【30代女性】

この事例の依頼者【30代 女性】

ご相談のきっかけ

相談者は、夫からの日常的な暴言や見下した発言に悩んでいました。友人の指摘でモラルハラスメントではないかと気づき、夫に話し合いを求めました。

しかし、夫は激怒して「出て行け」と怒鳴り散らしたため、生まれたばかりの長女を連れて実家に避難するかたちで別居しました。

相談時の状況

別居後、離婚を決意したものの、夫に対する強い恐怖心があり、直接の話し合いは不可能な状態でした。そのため、自身で離婚調停を申し立てた直後、当事務所へお越しになりました。

相談者 年齢 職業 夫年齢 夫職業
女性 30代 専業主婦 30代

会社員

 

同居・別居

原因

未成年の子

別居

モラルハラスメント・暴言・高圧的な態度

あり

解決への流れ

調停が申し立てられた直後の段階から代理人に就任しました。まずは詳細なヒアリングを行い、これまでのモラハラ被害の経緯や復縁が不可能である理由を、裁判所に明確に伝えるための「主張書面」を組み立てて提出しました。

調停では、当初「絶対に離婚しない」と頑なに拒否していた夫に対し、調停委員を通じて「離婚の決意は固く、復縁の可能性はゼロである」ことを一貫して伝えました。また、最大のストレス源であった親子交流の要求に対しても、弁護士が窓口となり調整を行いました。

争点 手続

■離婚

■養育費

■親子交流

■婚姻費用

離婚調停

親子交流調停(夫が申立)

婚姻費用分担調停

解決内容

頑なだった夫も最終的には離婚に同意し、別居から約1年半で調停離婚が成立しました。

経済面では、養育費や財産分与について法的に適正な内容で合意。最も不安を抱えていた長女との親子交流については、夫と直接会わずに済むよう「第三者機関」を利用するルールを設定しました。これにより、元夫への恐怖心に怯えることなく、安心して新しい生活のスタートを切ることができるようになりました。

争点 離婚 親子交流
弁護士受任前 離婚を拒否 月4回
弁護士受任後

離婚に合意

月1回
(第三者機関利用)
争点 養育費 財産分与
弁護士受任前 提示なし 提示なし
弁護士受任後

月額6万円

150万円

 村宮弁護士のコメント

モラハラ夫との離婚交渉では、相手のペースに巻き込まれず、毅然とした態度を貫くことが重要です。

本件では、「離婚する」という強い決意のもと、親子交流に第三者機関の利用を条件としたことで、安全かつ納得のいく形で新しい一歩を踏み出すことができました。

案件終了後は、「先の見えないどん底のような期間でしたが、支えてもらったおかげで最後まであきらめずに前に進むことができました」と安堵されるお姿に接することができました。

夫が怖くて話し合いが進まない方は、一人で悩まず弁護士にご相談ください。

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