解決事例
2025/12/23 2026/03/06

不貞(不倫・浮気)を否認していたモラハラ夫が不貞を認め、不貞慰謝料、養育費、財産分与について妻に有利な条件で調停離婚した事例【30代女性】

この事例の依頼者【30代 女性】

ご相談のきっかけ

不倫して家を出て行った夫の弁護士から受任通知が届いた。

相談時の状況

夫が出ていき妻は夫名義の不動産に子とふたりで居住。夫は妻に離婚と自宅からの退去を求めている。夫は不倫をしているようだが本人は否定。
当初、妻は子どものために夫との夫婦関係継続を求めたが、夫は怒って妻に対し暴言、暴行。
妻が婚姻費用分担調停を申立てたところ、夫が弁護士をつけて離婚調停の申立てがされた。ひとりで裁判所へ行くことには不安を感じる。

相談者 年齢 職業 夫年齢 夫職業
女性 30代 主婦 30代

会社員

同居・別居 原因 未成年の子

別居

(6か月)

夫が出た

不貞・暴力・モラルハラスメント・精神的虐待・暴言 あり

解決への流れ

生活費は一部支払われていましたが、相場と比較すると少額であったため差額を請求。婚姻費用の差額に加え、夫の口座に振り込まれた児童手当を請求、回収しました。
不貞慰謝料について、妻は、夫と不貞相手がやりとりするLINE画像を所持していました。不貞の証拠として確実とはいえませんでしたが、画像を整理して提出し、調停委員の理解を得ることができました。

争点 手続

■慰謝料

■養育費

■財産分与

・金融資産

(預貯金・保険)

・不動産

(夫単独名義、住宅ローンあり)

離婚調停
婚姻費用分担調停

解決内容

財産分与として夫が1500万円を支払う。うち20%は一括払い、残額は自宅不動産売却時に支払う。もし自宅不動産が売却できなかった場合でも、同じ金額を分割で支払う。

養育費は22歳まで月額10万円、大学進学費用等は夫が支払う。不貞慰謝料300万円を一括で支払う。不貞行為を認めて謝罪する。

争点 慰謝料 養育費
弁護士受任前 なし(不貞行為を否認) 提示なし
弁護士受任後 300万円 月額10万円
争点 財産分与 婚姻費用
弁護士受任前 提示なし 月額10万円+光熱費等
弁護士受任後 1500万円(一部分割) 月額16万円

村宮 淳子 弁護士からのコメント

ご依頼後、当方より不貞行為の証拠を提出したところ、夫は、不貞を認めて謝罪する対応に転じ、慰謝料、養育費、財産分与について、概ね妻の請求に応じる態度に変わりました。

受任から解決まで約半年を要しましたが、金銭面では妻の納得できる有利な離婚条件で調停を成立させることができました。

💡高校3年生までのお子様がいる場合、別居したら、児童手当の受給者を夫から妻へ変更しましょう。

①離婚協議中である事実を確認できる資料(離婚調停申立書、弁護士が離婚協議を申し入れた内容証明等)と、

②住民票の異動または世帯分離で、夫婦の生計分離を認定する自治体が多いです。

 

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